私が住んでいるオーフスは典型的なデンマークの都市です。
都市では、古くからの建築の記憶がたくさんあります。
例えば小さな通りやとレンガの道路など。つまり、建築について、オーフスは昔気質の都市だと言えるでしょう。
しかし、オーフスの街を歩けば、次々とカラフルな落書きとウォールアートが目に入って来ます。
オーフスではどこでも色々なストリートアートを見ることができますし、公共の場で、毎週、新しい作品が発見されます。
このモダンアートと一緒に、昔からの建築が混在しています。
これは、私の一番好きなものの一つです。
これから、オーフスの街にある人気作品のいくつかを紹介します。
ます、1983年に描かれた有名なウォールアートをお見せしたいと思います。
壁の絵は、笑った太陽の絵と「原子力 ? おことわり」というテキストです。
デンマークでは70年代から80年代の間、人々は原子力発電に抗議していました。
そして、彼らはその抗議のためのロゴとして、この画像をチョイスしました。
現在、このウォールアートは世界中で知られていて、デンマーク政府によって保護もされています。
*英語での解説になりますが、こちらもどうぞ →→→
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次に、私がお見せしたい作品は"カモメのキス"と呼ばれているウォールアートです。
この作品は1985年に「
Hans Oldau Krull」というマルチアーティストによって描かれました。
オーフスは「Krull」の故郷なので、皆さんがこの街を訪れれば、彼の他の作品も見ることができるでしょう。
また彼は壁画だけでなく、彫刻も作りました。彼の作風はとてもユニークなので、彼の作品とすぐに分かります
私はオーフスストリートアートの古くからある作品についてお話しましたが、実際は街中のほとんどすべての作品は最近制作されました。
ここ数年の間に、ストリートアートはだんだん人気となっているためです。
例えば数人のグラフィティアーティストは、ロンドンのバンクシーのように、世界中で有名になりました。
デンマークで最も有名なグラフィティアーティストは「
HuskMitNavn」です。
「HuskMitNavn」の意味は「私の名前を覚えてください」
面白いことに、このアーティストのアイデンティティは不明、そして、誰も彼の名前を知りません。
最後に、私は皆さんにオーフスの通りから見ることができる素晴らしい作品をお見せしたいと思います。
オーフス美術館の上にある大きな虹は、間違いなくオーフスで最も有名な作品です。
*英語での解説になりますが、こちらもどうぞ →→→
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*こちらでは、他にも内側からの画像がたくさんご覧いただけます →→→
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インタラクティブなこの作品は、デンマークとアイスランドのアーティスト「
Olafur Eliasson」によって設計されました。
彼は、光と空間と色への関心で知られています。ですので、この虹は彼の作品の代表作とも言えるでしょう。
2004年より虹の一般公開を始めました。
あなたが美術館を訪れた時、この虹の内側から、いろいろな色のオーフスの街並を見下ろすことができます。これは素晴らしい経験だと思います。
あなたがもっと知りたいと思ったら、是非!!オーフスに遊びに来てください!
Plus ++++ オーフスに関するニューヨークタイムスの記事もご覧ください
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