「鏡よ、鏡、世界で一番素敵な雑貨屋さんはどこだい?」
「はい。それは、プレートと間違えてソーサーを買ってしまったり、
デンマークに買い付けに行ったのに、
スフィンクスやストーンヘンジのポストカードを買ってしまったりしない雑貨屋さんでございます。」
「ぬぬっ!!!ではその、プレートと間違えてソーサーを買ってしまったり、
デンマークに買い付けに行ったのに、スフィンクスやストーンヘンジのポストカードを買ってしまったりする、
世界で一番間抜けな雑貨屋さんはどこじゃ!?」
「はい。それは、Eureka! web store以外にございません。」
「ぬはっ!貴様のような鏡は、古くてボロボロな鏡に変身させてやる!」
「あぁ〜れぇ〜」
ということで、小話はさておいて、
フリーマーケットでチェコのイヤリングを販売する機会を持ち、皆様、試しにイヤリングを装着してみて、
どういう感じか気になる〜と思ってらっしゃるのに、店主のなんたる不手際!鏡が無い!
これはイケマセン。という事で、鏡を購入。
これはこれで普通で良いのですが、Eureka! web store的にちょっともの足りない!
で、DIY。ちょっと古い感じ、俗にいうエイジング加工を施して、一味違う鏡にしてみたい!という事で、
下記の本を参考にレッツD・I・Yしてみました!
ライバルというには恐れ多い大型雑貨店、東急ハンズにて、
ミルクペイントと呼ばれる塗料から、ブラック(黒色)とブリティッシュレッド(赤色)の2色。
また塗装した表面にひび割れ模様を出す効果のあるクラック塗料。
そして仕上げに塗る水性ニス。
また、金属への塗装の密着が悪い可能性があるので念の為、塗装のノリを良くする為のスプレーを購入。
あとは塗料を塗るためのブラシと、最後の仕上げに必要な紙ヤスリを用意。
では、始めましょう☆
まず始めに鏡にスプレーを吹き付けますが、スプレーが鏡面に付いてしまってはイケマセンので、
オシャレに英字新聞を切り抜いて鏡面を保護。
その後の工程は、とても簡単です。
黒色を塗り、乾いたら赤色を塗る。
更にクラック塗料を塗り、また乾いたら黒色を塗り、乾いたら、紙ヤスリを塗装面に掛けます。
薄く水性ニスを塗れば、塗装の工程は終了です。
最後は荒めの紙ヤスリを掛け、黒色の塗装の中に封じ込めた赤色を表面に浮き立たせて、古い感じを仕上げていきます。
ただ、あまり強く紙ヤスリを掛け過ぎると、塗装が全て取れて、元の素材が出てしまいますので、調節しながら作業をしましょう。
また途中工程の写真がないのは、筆者が塗装に夢中で撮影する暇がなかった為です。
いかがでしょう?古い感じに仕上がりました。
見ようによっては、焼け落ちた家から発掘された、焦げた鏡にも見えなくもありませんが、そこはご愛嬌。
生石灰という物質を使えば、もっと良い感じに仕上がるそうなのですが、生石灰を購入できる場所が見当たらず、断念。
次回のフリーマーケットに、この鏡を持っていきますので、また興味のある方は見てくださいね☆
さて、実際に塗装してみて、やはり年代のいった古いものをたくさん見て、実際に手触りなどを感じたりして、目を肥やさないと、
本当に古い感じのモノに作りこむことは難しいなと感じました。
これからも色々なモノを五感で吸収していき、自身の肥やしにしたいと思いました。
さて次回もまた、この本を参考に色々古い感じに塗装してみます。
エイジング塗装や加工のことを、こんなに詳しく解説した本は無いと思います。オススメです☆
夏休みの自由課題、終。